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「武術が持つ普遍性を伝えたい」
   それが武学MASの思いです。

 武学マーシャルアーツシステム(以下武学MASと略す)では、先人の血と知恵の結晶である中国武術を中心に学問としての武術、「武学」を学習することで身体を壮健にし武徳(品性)を養います。
 
武学MASの主軸となる中国武術の門派は、
八極門-PACHI SYSTEM-
劈掛門-PIKUA SYSTEM-
八卦門-PAKUA SYSTEM-
太極門-TAICHI SYSTEM-
です。また
槍法
剣法
刀法
棍法
を中心とする武器・兵器術も学びます。
 
 各門派と各武器術は一つのシステムとして確立されています。
それぞれに思想・理論・技法・戦術に特徴と原理と表現法を有し、それぞれに長所・短所が有ります。
 武学MASは一つのシステムに固執することなく、各システムをひろく学ぶ(博学)ことで不足する所を補い合い、自分の可能性を拡げます。
 
武学MASでは、はじめに武術の基礎・基本を学び「武学」に必要な所作や知識を身につけます。そして各システムを学び、その後に深く専修していくものを定めます。
学校教育の小学校で各教科の基礎を学び、中学校で、その応用力とその他のことをひろく学び、高校・大学で専修を定め深めて行くこととよく似ています。
 
 武学MASは、形で固定された思考停止を余儀なくされるものではありません。
本来の武術が持つ「生き残るため」「殺されないため」「生を全うするため」の普遍的な原理をシステムとした活人の学です。
 多様化していく現代社会を武学MASで身につけた功夫(カンフー)で対応し、人生をクリエイティブに充実したものへと変えていきましょう。


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武学MASの思想・哲学


「学習段階と概念」
   小学、中学、大学の3段階 

 武学MASでは覚える型や試験で決める区切られた段位・級位制はありません。
代わりに
小学⇒中学⇒大学」の位
という個人を能力でみた学位制度で学習進度を考えます。
指導と学習は個々の能力に合わせて行います。学習の詳細な順序は人それぞれとなります。
 
「小学・中学・大学」の呼称は、形式ではなく個人の到達した域(位)を表現するための呼称です。
「小学・中学・大学」の各段階の主な学習内容と概念は以下の通りです。

中国武術の
基礎功夫を身につける。

「小学」は修己修身の学です。武学MASの根本である理論・身体技法・思想哲学の基本を学習し武術を志すものとしてあたりまえのこと(常)や所作、基礎功夫を身につけます。後に学ぶ各システム(八極拳、劈掛拳、八卦拳、太極拳、兵器術)の最も深い部分をささえる基礎を養います。武術の一生を左右する重要な学びの段階です。「小学の位」は武学MASの基礎が養われ、それらを最低限でも表現できるような状態を言います。

武術各門派(システム)で
思考と身体を開く。

「中学」は調和と創造の学です。武学MASで学ぶ各システム(八極拳,劈掛拳,八卦拳,太極拳,兵器術)の特徴・表現法・特異性を身につけることで自らの身体と精神で新たな可能性を開く土台を築きます。
 「中学」は、武学MASの中核となる学習段階で、慌てず最も時間をかけて自らを育む段階です。また、ある程度学習を深めることができれば一つのことに捉われず博(ひろ)く学ぶことも視野に入れながらの学習が出来る段階でもあります。
「中学の位」は、各システムの特徴・表現法・特異性を理解し最低限でも表現できるような状態を言います。

専修を定め学習し
人に伝え、そして学ぶ。

「大学」は修己治人の学です。自分の徳性・知能・技能を知り専修を定めると同時に人に伝えることを視野に入れて、一層学習してきたことを深める段階です。
 人に伝えるにはその物事を深く知らなければ出来ず、工夫も必要とします。伝えることで新たに学ぶこともでき、創造する能力もより育てることが出来ます。
 「大学の位」は自分の学習してきた武学を他者に伝えることができ、人に善い影響を及ぼす大人を志す状態を言います。
「大学の位」は武学MASの師範(B-MAS.M)のランクとなります。

自衛・制敵を目的とする応敵術の究極の完成.

「術」から「藝」へ

武学マーシャルアーツシステムは「生涯学習」です。


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